元気が出ないと感じたらうつ病の症状を疑おう

軽いうつ病の症状もまずは診察

増加中の精神疾患

カウンセリング

現代の日本ではうつ病の患者が増えていますが、その背景としてはストレスを頻繁に感じる社会と生活習慣の悪化が指摘されています。うつ病の症状では食事量の大幅な変化や不安感の慢性化、不眠症が代表的で、これらの症状の知識を深めて早めの受診を心がけることが大切です。

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早めのチェックが大切です

顔を触る婦人

ボーダーライン

うつ病の患者さんの中で、最も多く訴えられる症状が「抑うつ気分」です。抑うつ気分とは、簡単に説明すれば気分の落ち込みや、悲しい気持ちなどを総括した言葉なのですが、これは誰もが経験する感情でもあります。では、この抑うつ気分が病気であるかどうか判断するポイントについて、解説していきます。まずは、その状態か続いている期間に注目します。一般的な気分の落ち込みであれば2〜3日程度で回復します。例え完全回復は出来ずとも少しずつ回復傾向が見受けられるようになります。しかしこれがうつ病という病気である場合は、症状が2週間以上続き、回復しないばかりか、悪化してしまうケースもあります。従って、2週間以上続く気分の落ち込みや憂鬱さはうつ病の症状である可能性が高いといえます。次の着眼点は気晴らしの有効性にあります。一般的な気分の落ち込みの場合は、友人に愚痴をこぼしてみたり、カラオケや飲み会などに参加してみたりすることでスッキリすることもあります。しかし、うつ病患者さんの場合は例え何をしても気が晴れることはありません。これらを踏まえた上で、自分の周りにもし2週間以上落ち込んでいる方がいるときは、無理に気晴らしを提案することは出来るだけ控え、可能であれば精神科など専門医への受診を促しましょう。但し、うつ病患者さんの落ち込みの原因は周囲の人に理解出来ないケースが多いといわれています。逆に考えれば周囲から見ても分かりやすい問題で落ち込んでいる人は、うつ病の可能性は低いといえます。

注意すべきポイント

このように主に病気とそうでない場合のボーダーラインに関しては把握しておくといいでしょう。また、実際のうつ病患者さんの症状を知ることも大切です。病気の性質上、先程挙げたような精神的な症状ばかりに注目が集まりがちなうつ病ですが、実は身体の症状も併発するケースが非常に多いのです。具体的な例としては、不眠症や過眠症などといった睡眠における異常、頭痛など身体の各所に発生する痛みや倦怠感、食欲の低下(又は増加)などがあります。従ってうつ病治療では精神科薬と共に睡眠導入剤や鎮痛剤などの身体の症状を抑えるための薬を同時に服用することで、心と身体のバランスを整えていくことが重要となります。うつ病の症状はこれらの他にも沢山あります。特に日常生活を送る上で支障をきたしかねないのが、判断力や注意力の低下です。例えばスーパーに買い物に来たにも関わらず何を購入すればいいのか分からなくなってしまったり、仕事における重要な場面において書類に判を押していいものか判断出来なくなってしまったりします。この症状が車を運転中などに発生してしまうと、大きな事故へ繋がる可能性もあり、非常に危険ですので、判断力や注意力の欠如を自覚されている方は他の症状が無くても、いち早く専門医にご相談下さい。これら症状に当てはまる項目があった方は出来るだけ早めに医療機関を受診して下さい。どこの病院に行くべきか分からないという方は、学生さんの場合はスクールカウンセラーや養護教諭がアドバイスをくれたりしますし、社会人の方は会社の産業医やお近くの精神保健福祉センターなどでも病院を紹介してもらえたりしますので、まずはこういった方に相談してみましょう。

心の病に気づくには

病院

うつ病は、精神や身体に典型的な症状があらわれるようになります。自分を否定する考えが目立つようになり、それまでの意欲が減退していきます。症状に気付いたら、放置せずに早めに病院で治療を受けていくことが大切です。

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早期発見がキーワード

看護師

うつ病の症状には抑うつ状態(気分の落ち込み)などの心の症状と、不眠症や頭痛などといった身体の症状があります。心と体には密接な関係があり、内科などに通院されても病状が改善されない場合は精神科などへの通院も視野に入れてみましょう。

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